「鉄と鋼」創刊110周年記念特集号 第111巻2025年6月発刊「若手研究者の鉄鋼研究への挑戦」原稿募集のご案内(投稿締切日:2024年11月29日)(2024/2/5)

日本鉄鋼協会は1915年(大正4年)2月に設立され、翌3月には「鉄と鋼」が創刊されました。2025年には日本鉄鋼協会は創立110周年、「鉄と鋼」は創刊110周年を迎えます。

「鉄と鋼」は、100年以上にわたり、我が国の鉄鋼に関する研究開発、技術開発、人材育成の一翼を担ってきました。鉄鋼研究に貢献することは、将来にわたって本誌の重要な使命の一つです。鉄鋼研究の持続的な発展には、多くの若手研究者が研究発表し、活発に交流できる環境を提供することが大切です。そこで、若手研究者を対象とした特集号の発刊を企画いたしました。本特集号は、本会論文誌編集委員会「鉄と鋼」特集号企画WGが企画したものであり、創刊110周年を迎える2025年に記念特集号として発刊いたします。

鉄鋼に関する研究は、製銑・製鋼(高温プロセス)、製鉄システム(サステナブルシステム)、鉄鋼製造のプロセス・設備・計測・制御(計測・制御・システム工学)、鉄鋼の加工プロセス・加工技術(創形創質工学)、鉄鋼の組織制御・表面改質・特性(材料の組織と特性)、鉄鋼の評価・分析・解析(評価・分析・解析)、ととても広範囲です。これらの鉄鋼および関連材料に関する分野で研究している若手研究者の原稿を広く受け付けます。創刊110周年の記念に、奮ってご投稿いただきたくお願い申し上げます。

1.スコープ

本特集号では鉄鋼および関連材料に関する研究のすべての研究分野を対象として若手研究者(学生、博士研究員、社会人、教員)からの原稿を広く募集します。第一著者が2027年4月1日時点で満36歳未満(2027年表彰の「論文奨励賞」*対象者)を対象とします。

*「論文奨励賞」:「鉄と鋼」が2025年に創刊110周年を迎えるにあたり、記念事業として若手研究者の論文を表彰するために新設された表彰。「鉄と鋼」に掲載された若手の著者(第一著者)による「論文」「速報論文」を対象として、学術上、技術上特に優れ、かつ将来の発展性が認められた論文を選定し、その著者を表彰する。なお、この記念特集号に掲載された場合、2025年11月~2026年3月中旬の期間で推薦を受け付け、選考を行って、2027年3月(予定)に表彰する。

2.投稿締切

2024年11月29日(金)必着
(締切日を過ぎて投稿された原稿は通常の投稿原稿として受付けます)

3.発刊予定

「鉄と鋼」2025年6月15日発刊

4.投稿規定、審査方法

投稿規定は、「鉄と鋼」ジャーナルWebサイト掲載の投稿規程、執筆要領をご参照ください。
審査は通常の審査方法に準拠します。

5.企画世話人・問合せ先

吉田健吾 静岡大学大学院 准教授(代表者)
TEL. 053-478-1030 E-mail: yoshida.kengo@shizuoka.ac.jp
南部将一 東京大学 准教授、森岡耕一 (株)神戸製鋼所 主任研究員、
助永壮平 東北大学 准教授、鈴木賢紀 大阪大学 准教授、今宿 晋 東北大学 准教授、
上岡悟史 JFEスチール(株) 部長、大川鉄平 日本製鉄(株) 主幹研究員

6.原稿送付先

下記サイトの電子投稿画面からご投稿ください。

電子投稿の操作に関しご不明の点は、本会編集グループにご連絡ください。
(TEL. 03-3669-5933 E-mail: editol@isij.or.jp