「鉄と鋼」第110巻第6号特集号「多相融体の流動理解のためのスラグみえる化技術および研究の進展」原稿募集のご案内(投稿締切日:2023年9月30日)(2022/08/03)

鉄鋼精錬プロセスにおいて、副生されるスラグは基本的に均一な融体ではなく、未滓化のCaOや炭材などの固体、溶銑とスラグの反応により生成したCOガス等の気体、またフォーミングスラグによって巻き込まれた溶銑などの液体が、複雑に混在した高温流体を形成しており、これらが密接に関わる問題が散見されます。これらの問題は、高温のスラグマトリックス中における第二相の挙動を把握できてない為に生じていると考えられるため、多相融体(マルチフェーズスラグ)の見かけ粘度に代表される流動物性やフォーミング現象、さらには多相融体中にトラップされる粒鉄の歩留まり向上に資する研究が望まれています。

そこで、2019年に「多相融体の流動理解のためのスラグみえる化」研究会が設立され、鉄鋼精錬プロセスにおいて溶融スラグの流動挙動やスラグ内の物質移動を支配する諸現象を深く理解し、高効率・安定操業の実現に不可欠なスラグみえる化プラットフォーム構築に向けて、マルチフェーズスラグの流動挙動を中心とした流体内の諸現象に関する研究を推進してきました。

本特集号では、多相融体の流動理解に貢献する最新の研究成果を特集する。多相融体(マルチフェーズスラグ)のマクロな流動特性およびその推定モデルや、融体中における固相や気相などの第二相の分散・沈降現象およびその支配因子等の解明、さらにはこれらの知見をベースとしたプロセスシミュレーションなど様々な観点から研究成果を広く募集します。

1.投稿締切

2023年9月30日(土)必着
(締切日を過ぎて投稿された原稿は通常の投稿原稿として受付けます)

2.発刊予定

「鉄と鋼」Vol.110, No.6(2024年6月1日発刊)

3.投稿規定、審査方法

投稿規定は、「鉄と鋼」ジャーナルWebサイト掲載の投稿規程、執筆要領をご参照ください。
審査は通常の審査方法に準拠します。

4.企画世話人・問合せ先

齊藤敬高 九州大学大学院工学研究院材料工学部門 准教授
TEL.092-802-2942,E-mail: saito.noritaka.655@m.kyushu-u.ac.jp

5.原稿送付先

下記サイトの電子投稿画面からご投稿ください。

電子投稿の操作に関しご不明の点は、本会編集グループにご連絡ください。
(TEL. 03-3669-5933 E-mail: editol@isij.or.jp