会報「ふぇらむ」の2015年1号からの電子化提供と和文誌「鉄と鋼」の分離について(2013/12/26)

会報「ふぇらむ」の2015年1号からの電子化提供と和文誌「鉄と鋼」の分離について

会報委員会    委員長 森田一樹
論文誌編集委員会 委員長 江阪久雄

論文誌「鉄と鋼」、「ISIJ International」は、既にJ-STAGEにてフリーアクセスで提供していますが、このような電子化の流れを踏まえて会員サービスの向上を図ること等を目的として、会報「ふぇらむ」の電子化の検討を会報委員会で行ってきました。
また、電子化した場合の冊子体の要否、電子化の形態について、会員へ行ったアンケートでは、下図に示す結果となり、電子化ができれば冊子体は必要がないとの回答が76%となりました。

Q. 会報「ふぇらむ」が電子化された場合、冊子は必要ですか
Q. 電子化した「ふぇらむ」はどのような形態を希望されますか

会員回答数:1,444名

この結果をもとに、会報委員会では「ふぇらむ」の電子化提供に関する方針案を検討するとともに、論文誌編集委員会では和文誌「鉄と鋼」を「ふぇらむ」と分離して提供することを検討し、2013年11月の理事会において、以下の方針が決定いたしました。

今後の詳細については決まり次第、「ふぇらむ」や本会ホームページ等にて会告いたします。

会員の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

  1. 会報「ふぇらむ」の電子コンテンツ提供について
    (1)今後のスケジュール
    • 2015年1号から電子コンテンツを提供開始する。
    • 2015年1号~12号(1年間)は、同時並行で、冊子体でも従来どおり会員へ配付する。
    • 2016年1号からは冊子体での配付を停止し、冊子体希望者には有料で提供する。
    (2)電子コンテンツ提供方法
    • PDFファイル形式のコンテンツを本会ホームページに掲載し、個人会員がマイページからログインし、閲覧・ダウンロードすることにより入手できるようにする(ダウンロード方法の詳細は継続検討中)。
    • 「ふぇらむ」のうち、電子コンテンツ提供は記事ページのみとする。会告ページ(会員へのお知らせ)は、本会ホームページの該当箇所やイベントカレンダーなどに掲載する。ホームページの見せ方については、会報委員会でさらに検討していく。
    • 維持会員、非会員への提供は冊子体とする。
  2. 和文誌「鉄と鋼」の提供について
    既に、「鉄と鋼」のオンラインジャーナルをJ-STAGEにおいてフリーアクセスで提供しているため、冊子体希望者には2015年1号から有料で提供する(ISIJ Internationalの定期購読と同様)。
    (J-STAGEのURL:https://www.jstage.jst.go.jp/browse/tetsutohagane/-char/ja/